ニュースリリース
株主・投資家情報
マツダ、第3四半期(2004年4月~12月)の営業利益は641億円
マツダ(株)は本日、2004年度の第3四半期(2004年4月~12月)の業績を発表するとともに、2004年度通期で過去最高レベルの営業利益を達成する見通しに変更がないことを明らかにした。
第3四半期(2004年4月~12月)の売上台数は81万台となり、前年同期比で3%増加した。連結売上高は2兆62億円で、前年同期比8.2%増であった。連結営業利益は641億円、連結当期利益は261億円となった。
第3四半期のうち10月~12月の3ヵ月間の連結売上台数は28万台となり、連結売上高は6,856億円となった。連結営業利益は206億円、同当期利益は74億円であった。
マツダが四半期毎の各利益を公表するのは今年度からであり、2003年度は四半期毎の売上高および売上台数のみを公表した。 2003年度以前は四半期の業績は公表していなかった。
地域別主要市場における第3四半期(2004年4月~12月)の小売台数は、国内では前年比微増の19万6千台となった。米国ではトラックとSUVの不調により前年同期に比べ4.1%減の20万台であった。欧州では引き続き好調で、前年同期に比べ2万5千台増の20万1千台(前年同期比14.3%増)となった。
2004年度通期見通しは変更なし
工場建屋の建設および生産設備の設置に工期を短縮できるモジュール方式を採用することなどにより、U1工場は当初予想されていたよりも早期に生産を再開する。
2004年度の連結売上台数は110万台、連結売上高は2兆6,600億円となる見通しである。前回見通しに対し、売上台数は3万台の減であり、売上高は約500億円の減と見込んでいる。
損益については為替が円安に推移したこと、固定費の低減活動の進捗等に加え、火災保険の補填もあり、前回目標を達成できる見通しである。2004年度通期の見通しは以下の通りである。
マツダのギデオン・ウォルサーズ代表取締役専務執行役員兼CFOは「第3四半期(2004年4月~12月)では期待通りの成果を達成することができた。火災があったにもかかわらず、マツダは過去最高の営業利益を達成できる見通しである」と語った。
|